なぜかCAがはまるもの。それは歯のホワイトニング
CAさんのイメージと言われた時「いつも海外旅行してる」とか「忙しそう」とか「英語が話せる」とかと並んで出てくるのが「美人が多い!」というキーワード。。。
いや、そんなプラスのイメージじゃない。「遊んでそう」「意地悪そう」とかが浮かぶわ。という方!分かります。そしてそんなに間違ってませんよ笑
いやいやでも、どこの業界も同じです。みんながみんなということはないし一概には言えない物ですよね♡
それは置いといて。。。何が言いたいかと言うとです!!
このよく言って頂ける「美人が多い!」というイメージですが、私が働いてみての感想としてはそんなことない笑(私含めてです。もちろん)
確かに「美人過ぎです!!先輩!」みたいな方もいらっしゃいます。
でもCAさんがなんとなく美人に見えてしまうのには実は研究に研究を重ねた結果、努力しまくった日々あってのことだったりするのも事実です。私が受けた訓練の1つに「メイク」「歩き方」の講座がありました。自分の顔を今一度しっかり見つめ直し、どんなメイクが似合うのかアドバイスされながらメイクの練習をしました。ちなみに私達のコースはこれが楽しくなりすぎて騒ぐ過ぎたため、教官にその後めちゃくちゃ怒られました。。。(怖かった。とても。)
そうして改めて考えてみると、どんなメイクも素敵に見せるには笑顔が必要なんだと気づくわけです。間違えました。
気づかされるわけです。「そんなに怒られたらもお笑えない。。。泣」というほど、「笑顔が無い」って訓練で注意されて笑笑
そうして笑っている時間が長くなると「海外のセレブみたいな白い歯で笑いたい」という思考が生まれます。笑 「そこに真っ赤の口紅つけたらテイラー・スウィフトみたい」という謎のモチベーションも出てきます。
そこでCAがこぞってはまるもの。それが歯のホワイトニングです。
アメリカやヨーロッパにステイとなると本当に多くのCAがスーパーや薬局に行き、ホワイトニング関連のものを買ったりしています。
私もやってました!ハワイ路線を担当していたとき、アラモアナショッピングセンターで一番行ったのは、赤い看板の薬局だった気がする。。。笑
安く細々したものを買えて楽しかったのもあるのですが笑
そんな私が数あるホワイトニング関連のものを試した中でも一番好きだな♡と思ったブランド。それが「クレスト」様ーーー☆彡
歯磨き粉でもマウスウォッシュでもホワイトニングテープでも、どれも効果が実感できて好きです!今でも旅行に行ったら必ず買ってきて使ってます。
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そのおかげで少し笑顔に自信が持てるようになりました。
怖い先輩の前でも「私にはこの白く輝く武器がある」と謎の心の鎧をまとったこともありました。笑
実際「あなたすごい綺麗な白い歯だけどどこでホワイトニングしてるの?」と怖い先輩との話のネタになることもありました。(それだけで当時の私には価値あり。笑)
海外セレブのようにお金をめちゃくちゃ使ってホワイトニングに通うなんて出来ない庶民の私が頼りにしていたクレストシリーズ。
先日久しぶりに「どうやったらそんな歯白くなるのー?」と聞かれることがあって思いだしついでにご紹介してみました!
海外での役所手続きの際に覚悟すること
海外での役所手続きの際の心得
前回のブログで海外で婚姻の手続きをする方法をご紹介(CA風に言うと事例共有。笑)しました。そうした様々な手続きを通して私は何度か心が折れそうになったり、怒りすぎて言葉も出ない!というような状況になったことがありました。。。笑
CAとかやってたくせに、海外で働いたり住んだりしてたくせに、甘いこと言ってんじゃないよ!と言われればそれまでですが。。。そんなに世界が厳しい場所なんて知らなかった!という弱虫な私の、事前に覚悟してたら違ってたなーということを今日はまとめてみました。そんな大したものではなく失敗事例の共有程度の笑い話ですが。。。
これから海外で働こうとか、何か手続きをしようとかしている皆さん。もし私と同じように世界の猛者に震えることがあったら参考にしてもらえたら嬉しいです。笑
海外での役所手続きの際の心得その1
日本のように愛想良く親切ではないのは当たり前と心得よ
日本でももちろん100%感じの良い担当の方に当たるとは限りません。めんどくさそうとか無愛想とかあるかもしれません。でも世界レベルは次元が違いました!
ある日の私は重要書類を日本に送るべく、ある郵送システムを利用しようとオフィスを訪れました。そこには2人のおばちゃん担当さんが座っていておしゃべり中。入った瞬間の「小娘。何の用だい」というアウェイ感。。。でも負けない!と笑顔で「Hi!」と挨拶してみました。こっちをちらっと見てくれたけどおしゃべり再開。「きっと忙しいのかな。。。少し待った方が良い??」と私は躊躇。でもその後向こうから何か声をかけてくれることはなく。。。「Excuse me...~」と要件を告げてようやく手続きが始まりました。
私が悪かったです。笑 自分から来いよってことですよね。学びました。
日本だと比較的「次の方どうぞー」とか「いらっしゃいませ」とか声をかけてもらえることが多いので甘えていました。だってCA時代めちゃくちゃ「いかにお客様に呼ばれる前に気づけるか。それが接客の極意!」みたいに言われていたんだもん、、、笑
でもその後手続きに入ると意外と親切だったりして!「日本ってどんなとこなのよ」とか会話も弾んだりして。なんだービビることなかったと思った私だったりしました。だからはじめの無愛想さに負けず笑顔でガンガンいくのも時には大事。
海外での役所手続きの際の心得その2
書類にはミスがあると心得よ
色々な国に行ってみてつくづく日本って仕事が丁寧でミスの少ない国だと思いました。私がいた南国では「え!?こんなところミスるの!?」みたいなミスがいくらでもありました。。。例えば婚姻証明書の彼の誕生日が40年間違ってるとか。。。私おじいちゃんと結婚してるじゃん!!ってなりました。
私も確認したつもりではありましたが、公的に出された書類ということもあって少し油断していたのでその書類、安全だけど料金の高い方法で日本にすでに送ってました、、、泣
なのでもう一度$70くらい払って再送しました。
確認は大切です。CA時代飽きるほど言われたダブルチェック!!ヒューマンエラーは必ず起こる!!という教訓がこの時ほど身に染みたことはありませんでしたーーー笑笑
海外での役所手続きの際の心得その3
通すべき主張は通すべきと心得よ
私の体験による個人的意見ですが、、、外国の役所の方とか、時には会社の同僚の外国人とかも、謝らない!!笑 逆に彼らからすると日本人って何でいつも「すいません」って言ってるのーwwらしく、何で!?って聞かれたこととかありました笑笑
いや、そっちが折れないから私が大人になったんだよ、、みたいなこともありましたが。
でも時には正しいと思うことは主張を貫く強さも必要だと思いました。
私が一番それを感じたのは役所の手続きで向こうが書類に記載する内容を間違えたのに、訂正してほしいと頼んだら「じゃあもう一回お金ください」と言われたときでした。
え!?!?!だって間違えたのそっちだよ!?そのせいで私達の手続き最初からやり直しで余計なお金もかかるのに何故にこっちがもう一度払うの、、、(((・・;)と思ったのでさすがに納得できず小心者ながら必死に抗議。最終的には「分かった分かった。そんなに言うなら今回だけな」みたいな感じで正しい書類をタダでくれました。
後日その話を同僚の外国人にしたら、「そんなの絶対yesって言っちゃだめ!ふざけてるわ!!」と私以上に怒っていて、彼女によると「あそこはいつもミスしかしないの。なのにさらにお金を要求してくるんだから自分が正しいときは正義の為に戦うのよ!speechlessになっちゃだめ」とのことでした。その当時アラジンの実写映画が公開され、その中でジャスミン王女が歌った『私は逆境の中でもただ黙ったりしない!』というspeechlessという歌は彼女のお気に入りだったので、かなり影響を受けてのアドバイスのような気もしますが。。。笑
それでも時には主張をしっかりしないと!ということは学びました。
ちなみにこの全ての事例においてターザンは全く助けにはなりませんでした。。。笑
自然の中でも彼のたくましさと言ったらないですが、逆に役所等での心許なさと言ったら。。。笑 でもそこは役割分担!私はジャングルで出来ることはない分ここで頑張らなくてはと奮起しました。
ターザンの例は私にしか当てはまらないかもですが、外国人のパートナーを持つと色々な違いもあると思うので、この「ここは私が頑張るところ」「ここは頼るところ」みたいな感覚は大切かもなーと思います。「そこは普通こうするじゃん!」の普通が相手には当てはまらなかったりするので。
私も自分が手続きをしている時は「無理。。。こんなところで戦えない。。。」と何度もなりかけましたが、こんな私でもなんとかなったので皆様もきっと大丈夫!
こんな奴でも出来たなら私も出来るか!と思ってもらえたら幸いですー笑
私が国際結婚!?波乱の手続き編!②
前回は国際結婚手続きのうち、相手の国(外国)で行う手続きをご紹介しました!私のように結婚当時、夫婦ともに海外在住(彼にとっては母国なので海外在住とは言わないかもですが)の場合はまずは相手国で手続きのパターンも多いのではと思います!
今日はその後、第2ステップとして日本に結婚したことを報告するパートです。
第2ステップ
②相手の国にある日本大使館に結婚を報告する
相手国での手続きが終わったら、「私達結婚しました」ということを日本に報告します。
その時は日本大使館に書類を提出します!私も当時ターザンの母国に住んでいたので、ターザンの母国の日本大使館に書類を提出しました!
その時用意した書類がこちら!!
☆婚姻届2通(こちらは日本の市役所とかでもらえるものと同じです。大使館にも用意があるのだと初めて知りました笑笑)
→ちなみにすでに結婚は成立していて、報告するという形なので証人の部分は空欄で大丈夫だと言われました。
☆日本人配偶者の戸籍謄本(原本&コピー)
☆相手の外国人のパスポート(原本&コピー)
☆相手の外国人のパスポートの和訳(原本&コピー)
☆結婚の手続きを取った国から発行された婚姻証明書(原本&コピー)
☆婚姻証明書の和訳(原本&コピー)
☆印鑑
→日本人配偶者のみで大丈夫です。外国人配偶者はサイン。
上記書類を婚姻が成立した日から3ヶ月以内に日本大使館に提出します。必要な資料や書き方の見本は大使館に揃っていることが多いと思います。
私も全ての書類と書き方の見本を大使館でもらうことが出来ました。全ての書類は基本的に2通ずつ必要になります。
そして全ての書類はまず、
外務省に送られる
↓
そこから日本人配偶者の本籍がある市区町村に送られる ことになります。
⚠結婚を機に本籍を新しい市区町村に設ける場合、上記書類が3通ずつ必要になるそうです⚠
⚠婚姻が成立してから3ヶ月以上経つと遅延理由書を出さなくてはいけないのでとってもめんどう。。。ただでさえ様々な手続きで疲弊していると思いますので面倒なことはなるべくカット!3ヶ月以内に出すのが良いです!⚠
書類を提出してから全ての手続きの完了までには1~2ヶ月くらいかかるそうです。住んでいる国によると思いますが、私の場合は1ヶ月ほどで完了しました。
ちなみに!!!私の住んでいた南国は全ての処理がよく言えばおおらか、悪く言えば適当だったので発行された婚姻証明書に書かれた彼の誕生日が間違えており余計な時間がかかりました。。。泣 なのでもらった書類はよーーーく確認しましょう!日本みたいにきちんと出してくれる国ばかりではありません。。。良い勉強。
いつか配偶者ビザ取得に必要な手続きについても書こうと思いますが、その際にこの外国人配偶者の名前が載っている戸籍が必要になりますので、私のように結婚手続き&配偶者ビザ手続き&日本に移住を一気にやりたいと思う場合は、時間に余裕を持った早めの準備が大切です。
これで結婚に必要な手続きは完了です☆彡
なかなか情報のない中で、母国語では無い言語のなじみの無い単語に苦しめられ、こっちは急いでるのにのんびりしてないでよーーーー!!とか公的な書類にこのミス!?とか発狂しそうになりそうなことは一杯あるかと思いますが1つずつ終わらせていけば必ず終わりが来ます!
もし何か質問等あるときはコメント等頂ければ、私で分かることならお答えしますよー!
大変でも大丈夫です!終わったら良い思い出になります。怒り狂って役所で涙ながらに抗議したこととかも笑。(ちなみに私の実体験ですww)
私が国際結婚!?波乱の手続き編!①
結婚さえしないのではと囁かれていた私がまさかの国際結婚!
そこで想像もしていなかった手続き地獄を経験し、分からないことばかりでたっくさん苦労したのでCA時代に何度も言われた教訓。「自分が経験したインシデント(重大な事故につながりかねない事象)はすかさず報告、共有!」に従って、私の経験を共有したく思います。今後同じ経験をされる方のお役に立てたりしたら嬉しいです☆彡
国際結婚に当たって
私はもともと海外旅行に行くのも好きで、外国の文化に触れるのも大好きでした。でもまさか自分が国際結婚をするとは思っていませんでした。。。
なので知識ももちろん皆無。遠い世界の出来事のように思っていました。
でも自分の身に起きてみると実はそんなに特別なことなんかではなく、人生を共有したいと思える人に会ってそれがたまたま日本人じゃなかったというだけの話だなーと思います。
でも!!!現実問題、手続きとかすっごく難しく様々な壁にぶち当たるのもまた事実。。。特に私はのんびり穏やかな小さな南の国のターザンとの結婚だった為、何度か発狂しかけました。。。実際その時期、私たちも喧嘩になってしまうことも多かったように思います。国際結婚は意識としてはそんなに特別なものでなくても、実際の手続きや周囲の反応はやはりそうはいかないのです。。。特に結婚をきっかけにどちらかの国に移住などとなると、一方の負担は増え、かなりのサポートが必要になるのも事実。
私も結婚の手続きをし、2人でしばらくは日本に暮らそうということになったので、日本移住の手続きもありました。これ!!めちゃくちゃ大変。。。
でも2人でどんなことも乗り越えようと決めた決意があれば大丈夫!
体育会系エアラインで鍛えられまくった私、こんなことでは負けない!と頑張りました。。。笑
国際結婚手続きの順番
国際結婚には基本的に2つの国が関わります。そこでどちらの国で最初に手続きをするかによって少し手続きに必要な書類などが異なるかもしれません。
私は結婚をした時は彼の国(ターザンの母国。南国ジャングル。役所は1カ所。)に住んでいました。そこでまず外国で手続きをしてそれを日本に報告する形の婚姻をしたパターンです。その場合の手続きの順番としては
①相手の国の結婚の手続きの流れに従って結婚
②相手の国にある日本大使館に結婚を報告
となります。
第1ステップ
まずは①相手の国の結婚の手続きの流れに従って結婚
それぞれの国によって異なると思うのであまり参考にならないかもしれませんが念のため。ターザンの母国では結婚の手続きは日本のように市役所では無く、裁判所で行う必要がありました。昔アメリカだった時期もある国なので行政や保険関係の方式は大体アメリカと同じ形をとっているみたいです。
そこで揃えた書類はこちら!
☆Application for marriage license(日本でいうところの婚姻届にあたるもの)
→ちなみにこの書類手に入れるのに$52かかりました。現地の人同士の結婚なら少し安くなるみたいですが、日本のようにタダではありません!驚き!
この書類には証人2人のサインが要ります。
☆Affidavit in support of application for marriage license(裁判所の人の前で誓約をしサインをするもの)1人につき1枚
☆↑Affidavit in ~1枚につき$6を準備。それぞれ1枚ずつ書くので$12。
☆パスポートのコピーや就労ビザのコピー
☆婚姻に当たり納める$100の領収書
→えっまたお金!?このお金は一体誰に払うお金なの?と思いました。。。
☆パスポートのコピーか就労ビザのコピーに大統領のサインを入れてもらったもの
→いやいや、一個人の結婚に大統領のサイン!?どんだけ。。。でも小さな南国にはありえることなのです。
ここまで用意して裁判所で宣誓を行いようやく完了です。
ちなみに私たちは裁判所での宣誓式の順番を2ヶ月近く待たなくてはいけないと言われ。。。そんな時間はないよ!ということで公的に認められている宣誓保証人のような人を探してその人に立ち会ってもらいました。
ここまでの慣れない手続きを全て英語で行わなくてはならず、しかも日本とは違って皆様ほんとうに適当。。。泣 提出した書類を無くされる、もらった書類に不備があるなんてことは当然のように起こりました。私はすでにこの時点で気力をかなり奪われていましたがまだまだ第一ステップが終わったにすぎません。涙を流しながらの結婚手続き。。。今思い出すと良い思い出です!笑
次は結婚したことを日本側に報告するための手続き。これが第2ステップです。
第2ステップ
次に②相手の国にある日本大使館に結婚を報告
なのですが。。。長くなってきたのでこちらは次回のブログでお伝えします。
南の国に暮らす彼と恋に落ちた日
出会えていなかったかもな私達!?
その日、私はいつも通りホテルのお仕事を終えて自分の部屋に戻ろうとしていました。
その時同僚の女の子に「友達のバースデーパーティーがあるから行こうよ!」と誘われたのです。でも私はその日、女の子の日でした。。。おかげで身体は重いし気分も乗らないしどこかに行く気分ではなく「今日はやめとくー、、、」と返事をしましたが、いつもなら「そっか」というはずの彼女がその日はすっごく粘って来ました。
断っても断ってもお部屋にまで呼びに来たので「もー!!分かったよ!行く!」と行くことにしました。そして行った先で出会ったのが彼でした。
だからもしその時に彼女が何度も誘ってくれなかったら出会えてなかったかもしれません。
人生は本当に偶然とか選択の積み重ねだなと思ってしまいます。
ロミオ&ジュリエットな3カ月間
そうして出会いその日のうちにすっかり仲良くなった私達。「また会おう!遊びに行こうねー」といった感じでお別れしました。そこからまさかの展開が!!
私達は「元気―?」という感じで連絡をしては遊びに行く計画を立てようと試みたのですが、なかなか予定を合わせられず。。。そんなことをしていたある日、彼のことが好きだという女性が私の職場に乗り込んできたのでしたΣ(・□・;)
そして私は彼に良くない影響しか与えないから近づかないで欲しいとの警告が。。。
それで職場に。。?どんなぶっ飛びレディーなんだ!と思いましたがここは小さな南国。
こんなこともよくあったりします。みんながみんなを知っている小さな島国あるある。。。
そこで私はジュリエットのように運命と闘うことなど。。。出来るはずもなく。
彼と仲良くなるのは諦めた方が良いな!と思ったのでした。。。
彼はどこまでも強くたくましく
私はすっかり怯えて諦めモードでしたが、そんな時に強くあってくれたのが彼でした。
諦めることなく問題解決に向けて動いてくれ、そんなたくましい彼に私はさらに惹かれたのでした。そしてそこからは何度か会ううちにお互い一緒にいたいと自然に思いお付き合いをすることに。
この時諦めずにいてくれた彼に私は今もとても感謝しています。
一緒にいようと決めてからが本当に大変な道のりのスタートだったりしたのですが、
いつも一緒に乗り越えていけているのは彼のこの“どんな時にも強くいてくれる”ターザンのような性格のおかげだとこっそり思ったりしています♡
CAから見る機内で会ったらキュン♡とする男性
CAの話になると必ず聞かれるのがこの質問。
「機内で出会いとかあるんでしょ?」
お答えします。「ないです。」(笑)
全くないかと言えばそうではありません。でも機内は出会うには厳しい環境すぎるのです。。。
まず第一の理由は怖すぎる先輩の目があること。
何もしていなくても厳しい視線が飛んでくるのにイケメンとイチャイチャなんてしようものなら降りてからどんな制裁が待っているか恐ろしすぎます。だから新人の若い子ほど機内で出会っちゃった♡なんてことにはならないのです。女の世界は怖いのです。前にも書きましたが「大奥」なのです。上様級の殿方に必要以上に色目を使えば毒殺されるのと同じです。
第二の理由は多忙すぎること。
CAの主な仕事というとサービスのイメージが強いのではないでしょうか?
でも実はサービス以外にも保安業務といって皆様の安全を守る為のお仕事が沢山あるのです。お客様から見えない所では皆必死の形相で働いていたりします。サービス、保安業務、次便の準備。。。などなど、もう目がまわる忙しさです。
だから機内で出会うというのは越えなきゃいけない関門がありすぎて難しいのですが、0ではないです!私の同期も機内で出会った男性とお出かけしてました。降機してから。
そこで今日は私がCAだった頃、同期と「今日こんなお客様いたの~♡」と盛り上がっていたキュンとするお客様情報を大公開☺ ♡☺
①笑顔で「ありがとう」と言ってくれる
え?そんなこと?と思うかもしれませんが、意外と少ないのです。。。 何かした時にとびっきりの笑顔で「ありがとう」と言ってくれるお客様。日本人のお客様に多いのはちょっとだけお辞儀をしてくださる方。なのでわざわざ声に出して「どうもありがとう」と笑顔で言っていただけるだけで、すごく印象に残ったりします。大変な事の多い機内で数少ない癒し✨笑
②オーバヘッドに荷物を入れるのをさりげなく手伝ってくれる
オーバヘッドとは飛行機の座席の上にある物入れのこと。皆様も飛行機に乗ったら使うかと思います。実はあそこに荷物を収納するのは基本的にはお客様にやって頂くことになっているのです。もちろん私たちもお手伝いします。でもとっても重いし、「これ入れといて」と荷物を押し付けられたりするとちょっと悲しい気持ちになります。。。
そんな時にさりげなく手を添えて荷物を入れるのを手伝ってくださったりするとすごくキュンとしてしまうのです。自分の荷物じゃなくてもさりげなく手伝ってくださる日本人のお客様、たまにいらっしゃいます。「ありがとうございます」の気持ちと一緒にその方の座席番号は決して忘れません。笑
③飲み物やお食事配布のタイミングをさりげなく察して準備して下さる方
国内線ではお飲み物、国際線ではお食事もサービスするかと思いますが、飛行機には音楽や映画など快適なフライトになるようエンターテイメントが用意されています。
もちろん楽しんで頂きたいですし、私たちも邪魔したいと思っていません。でも満席だったりすると私達に残された時間は少なかったりします。「早くしないと!!着陸しちゃう!」と焦っていたり、「ブリーフィングであと少しで揺れてくるって言われたのに!」と必死だったりします。そんな時にサービスのタイミングをさりげなく把握してイヤホンを外してくださったり、テーブルを用意してくださったりするお客様を見ると気が利く~♡きっといつでも周りの方のことを一番に考える方なんだろうなーとキュンとしてしまうのです。
④お食事のトレーをすごくきれいに返却してくださる
国際線ではお食事が出るかと思いますが、お食事を配るのもカートそしてそれを回収するものカートです。この回収作業がとても大変だったりします。。。なぜならトレーの上が取っ散らかっていたりするとすんなりカートに入らず全部平らに直してからカートに収納せねばならないからです。そんな時に配ったままの状態ですか!?なみに綺麗に元に戻して返してくださるお客様がいます。時にはティッシュをかぶせてくださる方まで。泣きたくなるほど感謝の気持ちで一杯になります。
⑤降機の際に目を見てお礼を言ってくれる
最後にお客様をお見送りする際、私たちは笑顔でひたすら「ありがとうございます」と何百回も言います。外国人のお客様だと90%くらいは「Thank you~」って言ってくださいます。ちょっと悲しいですが日本人のお客様はそんなに多くありません。。。そんな中、目を見て「ありがとうね。」と言ってもらえると「わー良い方!」と思ってしまうのです。
実際に挙げてみると基本的なことばかりでしたが、それにキュンとするのです。
それほどCAは優しさに飢えているのですww 機内という戦場で優しさをくれた方を私たちは決して忘れません。吊り橋効果ならぬキャビン効果で100倍くらいの効力があります。飛行機に乗る際は是非この5か条をお試しくださいませ♡
【CA時代のお話③】採用のお電話
色々なことがありつつ、何とか全てのスケジュールを終えた私。
後はもお 待つしかない!ということで。。。
家族で夏の旅行に出かけておりました。
ビーチで遊んでいると突如鳴った携帯電話。水着姿のまま取りました。
「monaさんのお電話ですか?この度、客室乗務員として採用させて頂きたいと思いお電話しました。今後のスケジュール簡単にご説明します」的なことを言われ、水着で何も持っていなかった私は大パニック!!
ジェスチャーで(何か書くもの!!なんでもいいから!)と父親に助けを求め何とかペンを入手。。。
最後まで私バタバタしてました(..)
でも何とか無事に客室乗務員になったのでした。。。
私はこの採用のお電話をもらうまで本当に全く自分が客室乗務員になるとは思っていませんでした。
英語がペラペラとか、背が高いとか、ものすごく美人とか、航空業界に詳しいとか、何も当てはまっていませんでした。。。
でも、旅行が好き!新しい世界を見るのが好き!世界って思ったより遠い場所じゃない!自分が楽しいと思うことで誰かもワクワクできる事があるなら全力でお手伝いしたい!という気持ちは強くもっていました。
だから、もし何か「出来るか分からないけどやってみたいな」って思ってることがあったらやってみるのが良いって私は思います。
思ってもみなかったことが起きて予想もしてなかった未来が拓けたりするものです☺
とは言いつつ、CAになってからも色々やらかしていた私ですのでこの私の体験談や失敗談が何かの形で皆様の役に立つことがあれば。。。なんて思っています!