元CA monaの南の国に恋して♡

CA時代は国内線、国際線両方を担当。現在はとある南の国のホテルで働きながら生活中。旅行、海外で暮らすこと&働くこと、外国人彼氏との色々など上がったり下がったりの私の人生のフライトlog✈

海外での役所手続きの際に覚悟すること

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え!?私が悪いの!?と落ち込まないために!!

 

 

海外での役所手続きの際の心得

 

前回のブログで海外で婚姻の手続きをする方法をご紹介(CA風に言うと事例共有。笑)しました。そうした様々な手続きを通して私は何度か心が折れそうになったり、怒りすぎて言葉も出ない!というような状況になったことがありました。。。笑

CAとかやってたくせに、海外で働いたり住んだりしてたくせに、甘いこと言ってんじゃないよ!と言われればそれまでですが。。。そんなに世界が厳しい場所なんて知らなかった!という弱虫な私の、事前に覚悟してたら違ってたなーということを今日はまとめてみました。そんな大したものではなく失敗事例の共有程度の笑い話ですが。。。

 

これから海外で働こうとか、何か手続きをしようとかしている皆さん。もし私と同じように世界の猛者に震えることがあったら参考にしてもらえたら嬉しいです。笑

 

海外での役所手続きの際の心得その1

日本のように愛想良く親切ではないのは当たり前と心得よ

日本でももちろん100%感じの良い担当の方に当たるとは限りません。めんどくさそうとか無愛想とかあるかもしれません。でも世界レベルは次元が違いました!

 

ある日の私は重要書類を日本に送るべく、ある郵送システムを利用しようとオフィスを訪れました。そこには2人のおばちゃん担当さんが座っていておしゃべり中。入った瞬間の「小娘。何の用だい」というアウェイ感。。。でも負けない!と笑顔で「Hi!」と挨拶してみました。こっちをちらっと見てくれたけどおしゃべり再開。「きっと忙しいのかな。。。少し待った方が良い??」と私は躊躇。でもその後向こうから何か声をかけてくれることはなく。。。「Excuse me...~」と要件を告げてようやく手続きが始まりました。

 

私が悪かったです。笑 自分から来いよってことですよね。学びました。

日本だと比較的「次の方どうぞー」とか「いらっしゃいませ」とか声をかけてもらえることが多いので甘えていました。だってCA時代めちゃくちゃ「いかにお客様に呼ばれる前に気づけるか。それが接客の極意!」みたいに言われていたんだもん、、、笑

でもその後手続きに入ると意外と親切だったりして!「日本ってどんなとこなのよ」とか会話も弾んだりして。なんだービビることなかったと思った私だったりしました。だからはじめの無愛想さに負けず笑顔でガンガンいくのも時には大事。

 

海外での役所手続きの際の心得その2

書類にはミスがあると心得よ

色々な国に行ってみてつくづく日本って仕事が丁寧でミスの少ない国だと思いました。私がいた南国では「え!?こんなところミスるの!?」みたいなミスがいくらでもありました。。。例えば婚姻証明書の彼の誕生日が40年間違ってるとか。。。私おじいちゃんと結婚してるじゃん!!ってなりました。

私も確認したつもりではありましたが、公的に出された書類ということもあって少し油断していたのでその書類、安全だけど料金の高い方法で日本にすでに送ってました、、、泣

なのでもう一度$70くらい払って再送しました。

確認は大切です。CA時代飽きるほど言われたダブルチェック!!ヒューマンエラーは必ず起こる!!という教訓がこの時ほど身に染みたことはありませんでしたーーー笑笑

 

海外での役所手続きの際の心得その3

通すべき主張は通すべきと心得よ

私の体験による個人的意見ですが、、、外国の役所の方とか、時には会社の同僚の外国人とかも、謝らない!!笑 逆に彼らからすると日本人って何でいつも「すいません」って言ってるのーwwらしく、何で!?って聞かれたこととかありました笑笑

いや、そっちが折れないから私が大人になったんだよ、、みたいなこともありましたが。

でも時には正しいと思うことは主張を貫く強さも必要だと思いました。

私が一番それを感じたのは役所の手続きで向こうが書類に記載する内容を間違えたのに、訂正してほしいと頼んだら「じゃあもう一回お金ください」と言われたときでした。

え!?!?!だって間違えたのそっちだよ!?そのせいで私達の手続き最初からやり直しで余計なお金もかかるのに何故にこっちがもう一度払うの、、、(((・・;)と思ったのでさすがに納得できず小心者ながら必死に抗議。最終的には「分かった分かった。そんなに言うなら今回だけな」みたいな感じで正しい書類をタダでくれました。

 

後日その話を同僚の外国人にしたら、「そんなの絶対yesって言っちゃだめ!ふざけてるわ!!」と私以上に怒っていて、彼女によると「あそこはいつもミスしかしないの。なのにさらにお金を要求してくるんだから自分が正しいときは正義の為に戦うのよ!speechlessになっちゃだめ」とのことでした。その当時アラジンの実写映画が公開され、その中でジャスミン王女が歌った『私は逆境の中でもただ黙ったりしない!』というspeechlessという歌は彼女のお気に入りだったので、かなり影響を受けてのアドバイスのような気もしますが。。。笑

それでも時には主張をしっかりしないと!ということは学びました。

 

ちなみにこの全ての事例においてターザンは全く助けにはなりませんでした。。。笑

自然の中でも彼のたくましさと言ったらないですが、逆に役所等での心許なさと言ったら。。。笑 でもそこは役割分担!私はジャングルで出来ることはない分ここで頑張らなくてはと奮起しました。

ターザンの例は私にしか当てはまらないかもですが、外国人のパートナーを持つと色々な違いもあると思うので、この「ここは私が頑張るところ」「ここは頼るところ」みたいな感覚は大切かもなーと思います。「そこは普通こうするじゃん!」の普通が相手には当てはまらなかったりするので。

 

私も自分が手続きをしている時は「無理。。。こんなところで戦えない。。。」と何度もなりかけましたが、こんな私でもなんとかなったので皆様もきっと大丈夫!

こんな奴でも出来たなら私も出来るか!と思ってもらえたら幸いですー笑